明後日から私は8ヶ月ぶりに無職になる。
2016年に上京してすぐキャバクラで働き始めた。そして4年半が経った頃、コロナが流行しだし感染に怯えた私は4月にお店を辞めた。その後半年間ほどはニート生活を楽しんだ。だが貯金がなくなり生活が厳しくなった為半年間の無職ライフを終え、また新たな店へ面接を受けに行った。
面接が終わると同時に入店が決まりすぐ働くことになった。何故か店長に気に入られ店推しの嬢として扱ってもらえた。始めは嬉しかったのだが、毎朝店長から仕事と関係ないLINE、仕事が終われば店長とご飯しながらミーティングの日々で睡眠もままならなくなり気づけば毎日死にたいと思っていた。
「期待してる」という言葉の重圧に耐えられなくなってきたのだ。もっと稼がせてあげたいと良くしてくれている店長からの誘いはなかなか断れなかった。
家から出ると「誰か車で轢いてくれたらいいな」と思いながら歩き、駅では電車に飛び込んで死ぬ自分を想像しては涙が溢れるのを堪えて出勤していた。
私は休みの日にAmazon購入したアホみたいに長いロープをロフトベッドにかけ膝をついた状態で首を吊った。
ロープって食い込んで痛いんだな…もっと太めのにすればよかったな…と思った。でも死にたくて死にたくて仕方ないはずなのに怖くて結局死ねなかった。頑張って働くことも死ぬこともできないなら何もしないでいようと思った。
そして7月中旬、今月いっぱいで辞めますと伝えて今に至る。
明日が最後の出勤日
辞めるという選択をしてからは気持ちが軽くなった。これから暇になるのでダラダラと駄文を書いてみようと思う。